茶

Exhibition : 4th TashkentAle
2008.10.21 - 10.27
平山郁夫文化キャラバンサライ, Tashkent, Uzbekistan

Organized by :
The Forum of Culture & Arts of Uzbekistan Foundation
The Academy of Arts of Uzbekistan
The Tashkent House of Photography
平山郁夫文化キャラバンサライ

Supported by :
財団法人 ポーラ美術振興財団
国際交流基金

Special Thanks :
Farrukh USMANOV (UZ) / Pavel KIM (UZ)

ウズベキスタンは、古代シルクロードの遺跡で有名です。

私はタシケントとブハラにて、中央アジアのもてなしの文化を、特にお茶の文化から発見する機会に恵まれました。

日本では、お茶 (Ocha) というと自然に緑茶 (Green tea) を意味します。西洋ではこれが紅茶 (Black tea) となります。ウズベキスタンでお茶を飲もうとすると、必ず、K'ok Choy (緑茶) または Qora choy (紅茶) を選ばなければなりません。

古いオアシスの都の寛大なもてなしか、或いは異文化同士を結ぶ平和的な握手か、私にとってそれは非常に新鮮で、また非常に印象深い文化の素顔でした。

私は2種類の茶葉を使用して、東西を示す一本線を引きました。東には緑茶葉、西には紅茶葉、中央ではそれらが交じり合う。
これは、短期間での私の文化観察のレポートです。そして、私の中央アジア文化圏での第一印象を率直に描きとめる、シンプルなインスタレーションによる文化のラフスケッチです。